こんにちは、今日は最果てのパラディンという作品についてお話ししたいと思います。
「最果てのパラディン」とGoogleで検索すると、このような結果が…
好きだった作品、続いが気になる作品が打ち切りになるのは悲しいですよね。
今回はこのような結果が出てきた理由についても調べてみました。
最果てのパラディンについて
作品について
最果てのパラディンとは、柳野かなたさんによる日本のライトノベルです。小説投稿サイト『小説家になろう』で2015年から連載されており、オーバーラップ文庫から書籍化されています。また、メディアミックスとして、奥橋睦(おくはし むつみ)さんによる漫画版が2017年からWebコミック誌『コミックガルド』で連載されています。また、テレビアニメが2021年10月から2022年1月にかけて第1期が放送され、2023年秋より第2期が放送予定です!! テレビアニメの公式サイトはこちらです。→https://farawaypaladin.com/
異世界ファンタジーの名作!
最果てのパラディンは、死んだ世界で育った少年ウィルが、神々の遺産を継ぐ冒険者として成長していく物語です。この作品は、神々や魔法が存在する異世界ファンタジーのジャンルでも名作です。原作は、柳野かなたさんが緻密に設定したものであり、その内容は読者を惹きつけるものになっています。
結論
最果てのパラディンは休載中とのことでした。(2023年7月現在)
原作者の柳野かなたさんは現在、体調不良(適応障害・不安神経症)らしく、現在は再起動に向けて準備中となっています。それに伴って、「小説家になろう」でも、原作である小説版の更新が進んでいないようです。続きが楽しみなので、ゆっくり待ちましょう!
現在は、最果てのパラディンの原作の小説版も公開していますので、ぜひ気になった方は見てみてください。
参考:最果てのパラディン (syosetu.com),最果てのパラディン – Wikipedia,最果てのパラディン (syosetu.com)
それぞれのメディア化について
アニメ版
アニメの概要
テレビアニメ版は、第1期が2021年10月から2022年1月まで放送されました。監督は信田ユウ、シリーズ構成は髙橋龍也、キャラクターデザインは羽田浩二、アニメーション制作はChildren’s Playground Entertainmentが担当しました。第2期は2023年秋に放送予定で、監督は岩永彰、キャラクターデザインは新井達也、アニメーション制作はOLMとSUNRISE BEYONDが担当します。
1期と2期のアニメ化の範囲は⁉
1期でアニメ化したのは、原作小説(ラノベ版)の2巻までで、コミカライズ版6巻の27話まででした。そのため、2期は原作小説(ラノベ版)の3巻~4巻、コミカライズ版の28話~54話までになるかなと考えられます。
アニメ化2期まで待ちきれない人は、漫画版を読んで予習しておきましょう!
参考:最果てのパラディン – Wikipedia、https://farawaypaladin.com/
原作との違い
アニメ版は、原作の雰囲気やテーマを尊重しつつも、独自の演出やアレンジが加えられています。例えば、第1期ではウィルの前世の回想シーンが追加されたり、ウィルとメネルの関係がより深く描かれたりしています。また、キャラの構想は原作小説のカバー絵を基にしているで、大きな変化はありません。アニメになり、動きがついた分よりキャラの魅力が際立って見えますね。
ネットの評判について
今回、最果てのパラディンを検索すると、予測変換に「最果てのパラディン アニメ ひどい」と出てきました。その結果についても考察していけたらと思います。
最果てのパラディンのアニメ、相変わらず作画ひどいな
— lynmock (@lynmock) December 18, 2021
ネットの反応まとめ
- 戦闘シーンが物足りない
- 脚本のテンポが悪い
- 戦闘シーンの迫力がもっと欲しかった
- コミカライズからアニメを見たら、誰が誰か分からんかった
- 戦闘シーンと日常シーンのメリハリが無い
- 尺の都合によるカットが多い
- アニメだと原作と異なり、時間の経過や表現の仕方が難しい
コミカライズ版について
コミカライズ版の概要
最果てのパラディンのコミカライズ版(漫画版)に関しては、2023年7月現在、11巻まで発売されています。最果てのパラディンは「小説家になろう」で掲載され始めた小説が原作であり、そこから奥橋睦さん、輪くすさがさんの手によって、完成され、コミカライズ版が出版されています。
原作との違い
コミカライズ版は、原作のストーリーを忠実に再現しつつ、キャラクターの表情や動き、背景や風景などを美麗な画力で描き出しています。原作の魅力を損なわずに、視覚的に楽しめるように工夫されている点が素晴らしいです。また、コミカライズ版では、原作では語られなかったシーンやエピソードも追加されています。例えば、ウィルが幼い頃に過ごした日常や、ウィルが旅に出る前に不死審スタグネイトの木霊(エコー)と対戦した場面などです。これらのシーンは、ウィルとマリーやブラッドの絆や、ウィルの成長過程をより感じさせてくれます。
ちなみに筆者も初めて読んだのは、コミカライズ版からでした!
こんな人におススメ!
原作ではなく、コミカライズ版をお勧めする人はこんな人!
- 文字を読んで、想像するよりも、絵を見たほうがイメージが付きやすい人
- キャラの表情や風景など細かい部分でイメージをして、作品の内容を理解したい人
- 原作者の柳野さんが考えているシーンと自分が考えているシーンのイメージを一致させたい人
原作者の柳野さんも、コミカライズ版に関してはよく関りがあるようで、以前Twitterでこのようなことを呟いていました。
なのでこの11巻、コミカライズの奥橋先生には「簒奪者の座り方はこういう感じで!」「こういう感じでお願いします!」と引くほどお願いしました。ドワーフの王国を奪った悪魔は、玉座にこう座すべきなのです。 pic.twitter.com/xVGssbzD80
— 柳野かなた@最果てのパラディン (@yanaginokanata) April 24, 2023
このツイートに協力してくださった皆さまのご親切が、奥橋先生の手を通して、この一連のコマになりました。https://t.co/ksYZW6Mt4f pic.twitter.com/qLctmE3Q4F
— 柳野かなた@最果てのパラディン (@yanaginokanata) May 26, 2023
このように原作者の柳野さんもコミカライズ版のキャラクターの動きや表情、佇まいに関しては、並々ならぬこだわりを持って、関わっているように見えます。
そのため、作品の理解を深めるだけでなく、原作者の方への理解、リスペクトも深めたいという方は、ぜひコミカライズ版を読むことをおススメします♪
小説版について
小説版の概要
「小説家になろう」で2015年から連載されていて、オーバーラップ文庫から書籍化されています。イラストはコミカライズ版同様、輪くすささんがが担当しています。これだけの人気のある作品も初めは、1つの小説として始まったと考えると感慨深いですよね!
アニメ版やコミカライズ版との違い
先ほどから紹介している、アニメ版やコミカライズ版は、小説である原作を基にして作られています。そのため、細かい表現や言い回し、より柳野さんの世界観が忠実に表現された作品を楽しみたい方は小説を読むことをおススメします!
こんな人におススメ!
最果てのパラディンの原作をぜひ読んでもらいたい人!
- 文字を読んで、全て自分の頭の中で想像して、最果てのパラディンの世界観を楽しみたい人
- 原作ならではの表現や、小説だからこそ表現できる言葉の面白さを体験したい人
- 原作者の柳野さんが考えたファンタジーの世界観を作品に没入して楽しみたい人
筆者は想像したりするのが苦手なので、小説版よりもコミカライズ版の方が好みでした。
最果てのパラディンを読むには?
1 小説
最果てのパラディンは、初め「小説家になろう」で2015年から描かれ、2016年からオーバーラップ文庫で出版されました。小説は、5巻(2023年6月現在)まで発売されています。(現在は休載中)小説は、柳野かなたさんが物語の世界観やキャラクターの心情を深く描いており、原作です。小説を読むことで、漫画版とは異なった最果てのパラディンの魅力を十分に味わえます。
2 漫画
最果てのパラディンは、小説の内容を忠実に再現した漫画もあります。漫画は、2017年9月からコミックガルドにて連載中であり、11巻(2023年6月現在)まで発売されています。奥橋睦先生が作画を担当し、輪くすさが先生がキャラクター原案を担当しています。今回紹介した漫画は、物語のシーンやアクションを迫力ある絵で表現しており、ファンタジーの魅力が存分に発揮された素晴らしい作品となっています。
3 アニメ
最果てのパラディンは、2021年10月からアニメ化され、1期が放送されました。2023年秋にはアニメの第2期が放送予定になっています。2期が始まる前に、1期を見てぜひ予習をしておきましょう♪
最後に
最果てのパラディンは異世界ファンタジーの名作と言える作品です。この作品は、感動的な成長物語や深く魅力的な世界観や多様な登場人物を持っています。この作品を読めば、あなたもきっと最果てのパラディンのファンになるでしょう。また、多数のメディア化もしており、自分の好みに合った媒体で楽しむことができます。どれも素晴らしい作品なので、ぜひチェックしてみてください。